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ゴウッ、白い肌を弄る横を走り去るトラックが起こす風。
そんな中で沙織は考え続ける。
秀幸の事を諦められない。
秀幸と離れたくない
でも、あのまま一緒にいても
秀幸の負担になるだけ。
何度も何度も繰り返しやってくる迷いにまた捕らわれた

続く(この話終わるのか不安になってきた)