ヒーローは辛いよ

最近はどうか知りませんが、
昔の特撮ヒーローって正体を隠さなきゃいけないって
決まってた気がするんですよね、
あれってどうしてなんだろうかと考えてみました。


ケース1.とある工事現場にて
現場監督「おーい、ウルトラマン。今回も工事費の関係で
      発破かける火薬が足りねーんだわ。またスペシウム光線
      で削ってくれ。」
ウルトラマン「またですかぁ、俺ばっかりこき使って、
        たまには特別手当つけてくださいよ。」
現場監督「そう言うなって今回はお前の言うとおり
      イロつけてやるからいっちょ頼むわ」
ウルトラマン「デュワッ!」
 スペシウム光線で山を削るウルトラマン。しかし削ってる途中で3分たってしまい空へと帰っていった。途中で止めたため地盤が脆くなり、ふもとの村を山崩れが襲った。


ケース2.とある飲み屋にて
男A「ねえ、あけみちゃん。今日は約束通り
   仮面ライダー連れてきたよ。」
ホステスあけみ「わーほんとにー!こちらの彼がそうなの?
          はじめまして〜あけみでーす。」
男A「おい、ライダーあけみちゃんに変身した姿みせてやれよ」
男B「いや、怪人だって出てないし」
ホステスあけみ「えーつまんなーい」
男A「そうだぞ、今日の飲み代おごるからさ」
男B「わかりましたよ、へん〜しん」
ホステスあけみ「きゃー、すごーい。でも生で見るとキモーイ。
          あっそうそう、つーさんこの前ね・・・」
 ライダーをほったらかしにして会話が盛り上がる2人、一人残されたライダーはそのままヤケ酒を飲もうとしたがマスクの口の部分が塞がってるのを忘れていたため、辺りにこぼしてしまう。
ホステスあけみ「やだっ、ライダーさんたら。もう酔ったの?
          案外弱いのね」


ケース3.とある小学校にて
小学生A「やーい、猛と健太郎はホモだー」
小学生B「やーい、ふたりでひーとーつ」
 同級生たちの囃し立てる声に彼らの友情パワーはかつてない程に高まった。
猛と健太郎「バローム・クロース」
 本日午後5時頃、都内の小学校で男児2名が暴漢に襲われ意識不明の重体。警察の調べでは直前に不振な叫び声を聞いたとの通報があり現在調査中の模様。


ケース4.とあるカレーショップにて
男A「マスター、今日はキ・・・」
 男の話を遮ってマスターが指差した先は『キレンジャーお断り』の張り紙だった。


やっぱりヒーローの正体は謎のままがいいみたい。


追記
昨日もぬめぱと変態レィディオ24時間生放送スペシャルを聞いて
週末を過ごすという引篭もりっぷりを発揮してました。
patoさん、ゲストの皆さん、製作委員会の方々お疲れ様でした。
おかげさまで楽しい一時を過ごすことができました