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ろくでもない長文ネタ良かったらお楽しみください。


津込「どもー、津込です」
保毛「保毛です」
保毛「いやー、今年のアツもナツいですねー」
津込「ほんまナツいですねー」
保毛「ちょっ、待てや、ここは突っ込むとこやろ
   アツもナツいやのうて夏も暑いやんとかな」
津込「いや、業界用語か思て流したんですわ。」
保毛「オマエなぁそんな業界用語使てる奴実際に見た事あるんかっ?」
津込「ないよ、そやから保毛君こんな業界用語知っててすごいなーてっ」
保毛「そんな訳あるかい、こんなんやから10年コンビ組んでて30過ぎても
   若手言われるんや」
津込「しょうがないやん、何年やってもテレビで看板番組持てへんうちは
   ライブでなんぼ客沸かしたって若手あつかいですやん。」
保毛「厳しい突っ込み見せてくれるやんけ、そういうの俺に振ってくれんと。
   ところで津込君、夏ゆうたら何思い出す?」
津込「サーフィンしながらプレゼント配るサンタクロースかな」
保毛「なんで、南半球の話や、しかも4ヶ月先やろ。俺が悪かったから
   日本の夏の話しよ」
津込「高校野球とか海とか花火とかでええん?」
保毛「高校野球ええね、それいこか」
津込「実は若い頃は毎日白球を追ってました」
保毛「ほう君、高校球児やったんかい、初耳やで」
津込「いや、卓球部ですわ、中学時代、毎日1人で壁打ちやってたわ。懐かしなぁ
   そんで、高校ん時は英会話部でした」
保毛「高校野球関係ないやん、夏の話言うてんのになんで君の青春時代の話
   聞かなあかんねん、じゃあ、次海いこ、海」
津込「え〜、そんなんで私を誘てるつもりなん?
   おあいにくさま、私はそんな安うないねん」
保毛「アホかっ、誰が海に誘てんねん、海の話はないか言うとんじゃ、ボケ」
津込「そっか、何もないわ」
保毛「話無いのにネタ振りすんな、くだらん話ばっかしやがって」
津込「引き篭もりやからよう分からんのですわ」
保毛「そら、あかんわ、もっとそと出よ」
津込「でも便利なんですわ、浮気がばれそうな時とか宇多田ヒカル好きなんとか
   引き篭もり言うと皆納得してくれんねん」
保毛「じゃあ、ちょっと説明してくれるか?浮気はどうなん?」
津込「引き篭もってるから他の人と会うチャンスないねん」
保毛「それじゃあ、この長くてちぢれた毛はなんなん?
   私はショートやしパーマもかけとらんで」
津込「それ陰毛、太陽にあたらんから長くなんねん、もやしやって太陽に当てんと
   ヒョロ長く作るやろ」
保毛「そんなんで説得できるかっ、でも時間無いし次いこか、宇多田」
津込「ヒッキー」
保毛「巧い事言うたった顔すんな、微妙に古いねん。そういや花火は何かあるんか?」
津込「花火と引き篭もりは関係ないやん」
保毛「アホかっ、夏の話に戻しただけやろ、ガタガタ言わんと早よ話せ」
津込「今年はさ、上司に荷物持ちで花火大会に駆り出されたんですわ。
   右も左もカップルでラブラブ、正面は上司でほんと接待花火。
   切ないわー、もう」
保毛「まあ、確かに切ないわな」
津込「しかもさ、他の同僚達はうまいこと逃げて結局一人だったんですわ
   で、次の日『大変だったね』とか聞きよるんですわ、だからこう言ってやりました
   『同情するなら金をくれ by安達祐実』ってね」
保毛「こらまた古いがいい突っ込みやがな、さっきから言うてるやろそういうのを
   俺に振ってくれんと。だいたい君なずっとボケっぱなしで俺がずっと
   突っ込んでんやん、何の為に津込と保毛っていう分かりやすい名前にしてる
   思てんねん」
津込「お客さんを混乱させる為ちゃうん?」
保毛「うっさい、もうお前とはやってられへんわ」
津込「私を捨てる気なん?私が邪魔になったんやね」
保毛「いや、ちゃうて漫才終わる時の決まり文句やろ」
津込「そう、そんな事言っていつも前の女を捨てて新しいおn、グフッ」


 保毛が繰り出す見事なボディブロー、気絶した津込を舞台袖まで引きずって


保毛「ありがとございましたー」